旧海軍司令豪/沖縄 豊見城市

初めての沖縄なのでひめゆりの塔・平和祈念公園・旧海軍司令豪この３つは必ず行くと決めていましたが、ひめゆりの塔がリニュアル中で見れませんでした（現在ははリニュアルが済み）

１９４４年日本海軍設営隊（山根部隊）３０００名によって掘られた司令豪の長さは当時450mあったと言われているそうです。ここに持久戦を続ける為に4000名もの兵士が収容されていました。

２０ｍある階段を降りると縦横に広がる空間が現れます。

湿った空気と閉鎖感で方向感覚を失いそうになり、順路がなければ迷子になりそうです

医療室・司令官室などがある中、下士官兵員室と言うのがありました。玉砕が近い頃、立ったまま睡眠や休息を取っていた場所だそうです。

そして、撮影する勇気がなかった幕僚室

手榴弾を使って自決した跡がくっきり残るその場所は深く深く色んな事を考えさせられました。

旅行前にHPで見て知ってはいましたが、その場に立つと足が少し震えました

入る前の空の青さと、出口を出て目に入った青い空とはあまりにも違う世界と空間

今まで色々な場所で見てきましたが、知ると言うより感じる場所だと思いました。沖縄は日米間で唯一地上戦がおこなわれ、多くの県民が戦争に巻き込まれた場所です

資料館も合わせて地上戦や巻き込まれた多くの沖縄の人達の思いを少しでも多く知って帰ろうと時間をかけて見させて頂きました

遺骨収集後に450mあった豪の300m区域が恒久平和を願う戦跡地として復元され公開されました

沖縄へ行かれる際は是非1度訪れてみてはいかがでしょうか

コロナ対策が気になる方も少なくないと思います

旧海軍司令壕のHPにコロナ対策に関して説明が記載されています→旧海軍司令壕HP